おばけスキャンではGoogleARCoreを使っていますが、おばけの発見には独自のプロセスを使っています。
まずは次のBlueprintをご覧ください。
「Is Distorted」という標準では無いノードがありますが、これが「おばけスキャン」専用のノード(関数)です。
何をしているかというと、いわゆる「心霊写真」であるような「瞬間的な空間の歪み」をスクエアサイズで探しているのです。
おばけスキャンでは1秒間で30フレームの画像を取っていまずが、前後の画像を比較してスクエアな歪み個所を見つけているのです。
幽体がいると幽体自体は電気信号に準ずる性質を持っているようで、現れるとそこの画像が僅かに歪みます。肉眼では認識しにくいのですが撮った画像を比較するとわずかな差異が出る事があります。
おばけスキャンではその差を見つけているんです。たとえば以下を見てください。これは「養老渓谷」の有名な「二階建てトンネル」の「向山トンネル」をスキャンしたときの画像です。
中心のやや左側の明かりの位置を見てください。以下の位置です。
1フレーム目
2フレーム目は僅かに歪んでいます。
この直後にオートスキャンが反応しています。
スクエアで距離と位置を見ているのですが出るところは決まっていてそこを何度もスキャンするようです。
ゲームですから楽しめるようにかわいく作っていますが、反応は恐らく本当に反応しています。
気になる方は確認してみてください。
この「二階建てトンネル」をスキャンするとほぼ同じ場所で反応があると思います。